ロンドン(CNN) 北アフリカの政情不安を背景に、犯罪組織による人身売買への懸念が強まっている。欧州刑事警察機構(ユーロポール)は専門家をイタリアへ派遣し、被害拡大の兆しがないかどうかを調べている。
専門家らによると、人身売買は欧州だけで年間30億ドル(約2500億円)規模に上る犯罪。ユーロポールのロバート・ウェインライト長官が8日、CNNに語ったところによると、その状況はトルコや中央アジア、北アフリカ、中東など、欧州連合(EU)諸国を取り巻く地域の動向に左右される。
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【11月29日 AFP】インド東部の西ベンガル(West Bengal)州で、女性を誘惑しては結婚し、売春宿に売り飛ばす行為を繰り返していた27歳の男が逮捕された。
地元警察によると、この男は休暇中の裕福なインド軍兵士だと身分を偽って女性を誘惑し、部隊に戻る前に結婚したいと女性を説き伏せて結婚した後、女性を西部マハラシュトラ(Maharastra)州のムンバイ(Mumbai)やプネー(Pune)の売春宿に1人7万~10万ルピー(約13~18万円)で売り飛ばしていた。西ベンガル州ダージリン(Darjeeling)の非政府組織が警察に通報し、逮捕に至った。
男は拠点を次々と変えながら、紅茶農家など貧困家庭の女性を狙い、5年間に少なくとも60人もの女性と結婚していた。被害にあった女性のうち、これまでに行方が分かったのは9人だけだ。インドの紅茶農園については、劣悪な労働条件や児童労働などの問題が以前から指摘されている。(c)AFP
AFP BB News 2010年11月29日 17:08 配信 発信地:コルカタ/インド
http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/crime/2776990/6528337
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子供の人身売買の被害が深刻なカンボジアの現状を知ってもらおうと、静岡県立大などの大学生約30人で作る「静岡学生NGOあおい」が、情報誌「かぼちゃ」の第3号を発行した。
「かぼちゃ」は、フルカラーでA5判31ページ。学生たちが今年3月と9月、それぞれ10日間ほどカンボジアに滞在し、現地のNGOメンバーなどに直接取材して記事を執筆した。地方に住む16歳の少女が友人に誘われて都市に観光に行ったところ友人に200ドルで売春宿に売られたり、少女が兄弟の学費を稼ぐために体を売ったりしているという、人身売買の生々しい実態を4本の記事で伝えている。
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