インターネットの出会い系サイトで露骨に売春を誘う書き込みをしたなどとして、県警に摘発される少女が増えている。児童買春事件では、本来は少女側は被害者だが、少女側から誘うケースが後を絶たないことから、県警は性犯罪を助長する書き込みへの警戒を強化している。
出会い系サイト規制法違反(不正誘引)の疑いで書類送検された少女は、〇四年は一人、〇五、〇六年はゼロと推移してきたが、〇七年に十三人と急増。今年は九月末に六十九人に達し、すでに前年比で五倍が摘発された。六十九人のうち高校生が四十二人、中学生が十七人に上る。
陳容疑者は「売春をさせるとは知らなかった」と否認、黄容疑者ら2人は認めているという。県警は背後に国際的なあっせん組織があるとみて、マカオ警察と連携して捜査を進めている。
調べによると、3人は8月30日、マカオ出身の少女(17)ら2人を黄容疑者が経営する同県八街市の飲食店にあっせんし、売春させた疑い。少女2人はマカオの新聞に掲載されたカラオケスナックの求人に応募したが、だまされて売春させられたという。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/081023/crm0810231453028-n1.htm
2008.10.23 14:51 産経スポーツ
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/081023/crm0810231842042-n1.htm
交際中の少女(16)に売春を強要したとして、栃木県警宇都宮南署は23日、児童福祉法違反容疑で同県日光市猪倉、無職、浅間博満容疑者(20)を逮捕した。容疑を認めているという。
調べでは、浅間容疑者は7月下旬、交際していた宇都宮市の無職少女を、携帯電話の出会い系サイトを通じて、宇都宮市平松本町、無職、高橋一幸容疑者(31)=児童買春・ポルノ禁止法違反容疑で逮捕=に引き合わせ、同市内のホテルでみだらな行為をさせた疑い。
同署は浅間容疑者が約百回にわたり少女に売春を強要していたとみて追及する。
2008.10.23 18:40 産経ニュース
家出少女らを自宅マンションに軟禁して売春を手伝わせていたとして、県警少年捜査課は十九日、児童福祉法違反(有害支配)などの疑いで、いずれも横浜市中 区富士見町の、自称ブライダルプランナー石井しのぶ(35)と無職杉田舞樹(25)の両容疑者を逮捕した。石井容疑者は「私は極道の妻」などと言って少女 を脅し、髪の毛を丸刈りにさせて外出できないようにして半年も軟禁していたという。 調べでは、石井容疑者は昨年十一月中旬ごろ、自宅で横浜市南区の無職少女(16)に殴るけるの暴行を加えて丸刈りにした上、二人で共謀して五月二日まで自宅に軟禁。杉田容疑者の売春代金の回収をさせるなどした疑い。ともに容疑を認めているという。
わいせつ行為の「代行」求む−。携帯サイトで知り合った都内の女子高校生に別の男を紹介し、わいせつな行為をさせた として、警視庁少年育成課と滝野川署は、児童福祉法違反(淫行させる行為)の疑いで、福島県郡山市富久山町久保田、無職、井上忍容疑者(34)を再逮捕し た。
行為の「代行」を依頼したことについて、井上容疑者は「自分は金がなくて東京に行けなかったが、少女を手放したくなかった」などと供述している。
調べによると、井上容疑者は4月中旬、携帯電話のゲームサイトに「友達募集」の書き込みをしていた都立高1年の女子生徒(16)とサイト上でやりとりを始め、女子生徒とわいせつな行為をすることで合意。