アジアからのリサさん(仮名)の場合

リサさんは東京に来るまで、自分の仕事が毎日ホテルに向かい売春をさせられる仕事だとは知りませんでした。ポラリスにSOSが入り、救助されたリサさんは、持病の治療ができずひどくやせていましたが、逃げ出す前日まで売春をノルマとして強要されてました。ポラリスや本国のNGO,大使館の協力もあり今は家族と再会して少しづつ元気を取りもとしています。
関東に住むサオリ(仮名)さんの場合

サオリさんは13歳のときに、虐待をする母親のボーイフレンドから逃げ出すために東京に家出しました。そこで出会った素敵な男の子にそそのかされ、連れて行かれた先で、「世話をしてあげる代わりに金をもってこい」と、定期的に売春をさせられるようになりました。 逃げ出そうにもほかに行き場所のないと思う彼女は数ヶ月間、ポラリスのスタッフに会うまでそんな生活をしていました。その後児童福祉につながり、無事安心した生活に戻っています。